パパとママは信じてくれない。町はずれの寂れた洋館で僕が見た“モンスター”の存在を。頭には翼の生えた黒い虎、上下ストライプの革ジャンに身を包み、「焼そばパァン」と叫び続けていたんだ。 本当だよ、この目で見たんだ。その侍と獣のキメラみたいなヤツは、腹ペコみたいで、今にも僕を食べそうだった。 でもね、いいヤツだったんだ。U.F.O.モンスター焼そばパンっていう特別なごちそうと、有機コーヒーを振る舞ってくれたんだ。美味しかったなあ・・・ほら、僕の口に濃い濃いソースがついてるでしょ? これが証拠だよ! 嘘じゃないって! ...
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